1986-08-08 第106回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
現地で担当している者に聞きますと、全川至るところ破堤寸前ということでございまして、ずたずたにやられておったというのが事実のようでございます。まあどこが切れても不思議はないという状況の中で、七カ所において溢水はんらんがありましたが、たまたま石下町地先においての破堤においては、水門がそこにあったという事実は承知しております。また五十六年の破堤においても樋管があったという事実がございます。
現地で担当している者に聞きますと、全川至るところ破堤寸前ということでございまして、ずたずたにやられておったというのが事実のようでございます。まあどこが切れても不思議はないという状況の中で、七カ所において溢水はんらんがありましたが、たまたま石下町地先においての破堤においては、水門がそこにあったという事実は承知しております。また五十六年の破堤においても樋管があったという事実がございます。
したがって、AとかBとかに、いわゆる水防活動の重点がそこに置かれて、もちろん岐阜周辺等に破堤寸前の個所が幾つかありましたから、岐阜市で堤防が切れたならば大惨害を引き起こすということで、その地域に重点が置かれることはやむを得ぬと思いますけれども、やはり、A、B、Cというランクづけによって水防活動というのが何といいますか位置づけられていたということが誤りであったのではないだろうか。
気象の状況は大体長野県と同様でありますが、特に平野部においては、岐阜市で六百ミリ、大垣市で五百五十ミリという、過去の記録の二倍の降雨があり、このため、木曾川、長良川、揖斐川の三大河川を初め、これらに注いでおりまする中小河川が一斉にはんらんし、堤防が亀裂、のりくずれ等が生じ、破堤寸前の危険な状態に陥ったのでありますが、水防隊、自衛隊及び地元住民の共同による強力な必死の水防活動によりまして、その危機は脱
大阪府淀川等改修工事促進に関する請願でございまして、関西産業圏の育成発展に大きな役割を果たしてきた淀川、大和川に対し、政府は従来、国の直轄事業として該河川の改修並びに維持のため、適切な工事を施行してきたが、昭和二十八年十三号台風の来襲による記録的出水にかんがみ、新たに淀川水系改修基本計画を樹立して、これが進捗をはかってきたにもかかわらず、所期の効果を上げ得ないばかりか、さらに過日の七号台風の出水によって、破堤寸前
○深井証人 当時としては、破堤箇所が七箇所もあつて、庄内平野の三万町歩が水につかるかどうかという状態で、破堤しているところもありましたし、破堤寸前のところもあつて、ほんとうに水がぶつつかつて放置を一時も許さないというような状態にありました。
本県は水防活動も相当活発に行われ、糟屋郡古賀町地内の大根川等におきましては、部落民は総出動をいたしまして、連続二晝夜にわたりまして、よく水防に努力し、数箇所にわたり、破堤寸前に防ぎ得た実績を確認いたしました。今やこれらの区域は復旧工事を活発に行つて、次の出水に対処しております。
特に川内村、鳴戸村、多家良村寺の海岸堤防は、背後に数千町歩の田畑を有しておりますが、今次の台風に基く高潮によりまして破堤し、また破堤寸前の状況にある箇所も少くありません。原因としましては、地盤沈下も考えられますが、土取りの関係上砂質土で築堤されているため、波浪の洗掘によるものが多いと認められます。
茨城県とか宮城県とかの大河川にそういうものがあつたのでございますが、全然堤防が飛んでしまつたというのは少なうございまして、堤防の決壊、破堤寸前で食止めたというのが大部分でございます。これにつきましては先に申上げたのでございますが、六月までの災害につきましては、すでに七月中に緊急のものにつきましては査定を済ませまして、予備費をお願いしておるわけであります。